「怒らない」「キツイ言葉を出さない」で、子供たちがイキイキした家庭へ 2014.11.28 Fさん(30代・女性) Tweet この記事は隔月発刊の機関誌月刊「ザ・伝道」第146号より転載し、編集を加えたものです。 子供たちのデキの悪さに爆発する日々 私は20歳で結婚、21歳で長女を出産しました。わが子を見たとたん、もうかわいくて!「立派な人間に育てよう。それが私の仕事なんだ」と張り切りました。 長女のAは、言葉も物事の理解も早かったので、5歳の時、小学校の受験勉強をさせ始めました。 ところがAは、受験ドリルの問題が解けません。 「ほらAちゃん、考えて」 最初は優しく言っていましたが、問題を理解しないAにだんだん腹が立ってきます。 「ちょっとは真面目に考えなよ!」「こんなの簡単じゃん。ばっかじゃないの!」 するとAはキーッと叫んで泣き出してしまいました。 その様子に、私はもっと頭にきました。「私が子供の頃は、人前で泣かなかったのに!」と。 小学生の時、私は学級委員をつとめ、先生から何かと褒ほめられる子供でした。それに比べてこの子は……と、イライラがつのります。私は次女のYと長男のTにも、厳しい言葉を浴びせ始めました。 家庭の空気もギスギスしましたが、「子供がちゃんとしないんだからしょうがないわ」と思っていました。 私の言葉が原因なの……? 私は毎日、幸福の科学の根本経典『仏説(ぶっせつ)・正心法語(しょうしんほうご)』や『祈願文(きがんもん)』を読誦(どくじゅ)し、お祈りの時間を持っています。 ある日、経文の言葉が、強く胸に響いてきました。 「心を正し 言葉を正し 行ないを正した 生活なり 調和のとれた生活なり」(「解脱(げだつ)の言葉『仏説・八正道』」より) 「信仰を調(ととの)え 心を調え 行ないを調えて 地上の光を目指します」(「家庭調和の祈り」より) 私は、ハッとしました。 子供に腹を立て、罵倒している普段の私。主人にも八つ当たりしている私。もしかしたら、間違っているのは、子供ではなく私なのかもしれない……。 実は私の厳しさが、子供のやる気をそぎ、「できない子」をつくり上げているのかも、と反省の思いが湧いてきたのです。 また、幸福の科学では、「人間は魂修行のため、転生輪廻(てんしょうりんね)を繰り返している存在である」ということを教わっています。子供の出来が悪ければ心を乱し、出来が良ければ満足する、という今の私は、環境に振り回されているだけで、何ら心の修行をしていないのでは、と気づかされたのです。 心が穏やかになったら、子供の輝きが見えてきた! 私は子供たちへの接し方を改めることにしました。 子供たちが宿題もせずにテレビを見ていると、いつもなら「さっさと宿題やれよ!」と怒鳴って、バチン!とスイッチを切っていましたが、まず深呼吸をして心を静め、「宿題があるなら、先にやりなさい」と 諭(さと)すようにしました。 子供の態度はすぐには変わりませんでしたが、私の心は今までになく穏やかでした。 「怒らない」「悪い言葉を出さない」ということが、いかに大切かを知りました。 また、今までは、簡単な問題ができても当然と思い、褒めたりはしませんでしたが、小さなことでも褒めるように努力しました。 「すごいねー!よくできたねー!」。すると、Aはとても嬉しそうにニッコリと笑います。 今、わが家には、私の罵声(ばせい)が響き渡ることも少なくなっていき、以前は厳しい表情をしていた子供たちもイキイキとしてきました。これからも、家族の心を温かくする言葉を心がけていきたいと思います。 この記事は、隔月発刊の機関誌月刊「ザ・伝道」第146号より転載し、編集を加えたものです。 教育・子育て,親子関係,隔月「ザ・伝道」 関連リンク 幸福の科学機関誌 隔月「ザ・伝道」 『じょうずな個性の伸ばし方―お母さんの子育てバイブル』 同じテーマの記事 中学受験を控えた娘が勉強しない! 2015.07.11 Cさん(女性) この記事は毎月発刊の機関誌「ヘルメス・エンゼルズ」第147号より転載し、編集を加えたものです。 受験生とは思えない娘の学習態度 一人娘のSは、この春から第一志望の私立中学に通っています。受験に合格後、入学までの間も、中学… 続きを読む 同じテーマの記事 百点満点のママと言われたい!――バリバリママがのんびり長男から学んだこと 2015.06.27 Mさん(女性) この記事は毎月発刊の機関誌「ヘルメス・エンゼルズ」第134号より転載し、編集を加えたものです。 ほかの子と違ってきちんとできない息子 息子のKは、いつものんびりマイペース。 家でも外でも周りは気にせず、自分なりの楽しみを… 続きを読む 同じテーマの記事 息子が「書きとり」を嫌がる――母子とも間違った完璧主義に陥っていた 2015.05.01 Kさん(女性) この記事は毎月発刊の機関誌「ヘルメス・エンゼルズ」第121号より転載し、編集を加えたものです。 ノートを投げ捨てて反抗する息子 長男のCが小学校に上がって、しばらくしたある日のことです。 「先生にケチつけられた!」と、C… 続きを読む 同じテーマの記事 教師の本気は生徒に通じる! 2014.11.21 Tさん(50代・女性) この記事は毎月発刊の機関誌月刊「幸福の科学」第242号より転載し、編集を加えたものです。 学校崩壊のクラスが再生! 教員現役時代、私が勤めていたのは、地域トップの高校として知られる公立の伝統校でした。入学してくる生徒は中… 続きを読む 同じテーマの記事 息子を支えた「ネバー・マインド」(幸福の科学の不登校児支援スクール) 2014.11.07 Tさん(30代・女性) この記事は毎月発刊の機関誌月刊「幸福の科学」第255号より転載し、編集を加えたものです。 不登校児支援スクール「ネバー・マインド」 幸福の科学では、不登校の親子を支援するため、フリースクール「ネバー・マインド」を開設して… 続きを読む 同じテーマの記事 「時間厳守」の価値観を変えたら、息子に自主性が生まれた! 2014.10.03 Kさん(30代・女性) この記事は毎月発刊の機関誌月刊「ヘルメス・エンゼルズ」第151号より転載し、編集を加えたものです。 時間にルーズな息子 以前の私は、一人息子のTを、毎日のように叱っていました。 「○○君のうちに遊びに行ってくる」 「何時… 続きを読む 同じテーマの記事 幸福の科学の塾に通って息子が変わった! 2014.10.02 Mさん(40代・女性) この記事は毎月発刊の機関誌月刊「幸福の科学」第257号より転載し、編集を加えたものです。 引きこもりがちな息子 長男のHは、中学校に入って間もなく、同級生からのいじめに遭いました。それからというもの、息子は部屋に引きこも… 続きを読む 同じテーマの記事 幸福の科学に出会い、教師として大きく成長! 2014.09.13 Tさん(50代・男性) この記事は毎月発刊の機関誌月刊「幸福の科学」第221号より転載し、編集を加えたものです。 きつい性格を直したくて 以前の私は、些細なことで同僚の先生に食ってかかるようなきつい性格で、人間関係の摩擦を起こしがちでした。 「… 続きを読む 同じテーマの記事 息子のアトピーとの闘いの日々から抜け出せた! 2014.07.19 Cさん(女性) この記事は毎月発刊の機関誌月刊「ヘルメス・エンゼルズ」第135号より転載し、編集を加えたものです。 生後2カ月でアトピーに 長男のSは、生後2カ月頃から、目の回りや口もと、わきの下、ひざの裏などに赤い発疹が出はじめました… 続きを読む 同じテーマの記事 落ち着きがなく問題児と言われた息子が変わった! 2014.07.03 Cさん(40代・女性) この記事は毎月発刊の機関誌「ヘルメス・エンゼルズ」第145号より転載し、編集を加えたものです。 問題だらけのダメな子 長男のTが小学校3年生の2学期のことでした。 担任の先生から、授業中に隣の子をつついてけんかになるなど… 続きを読む 同じテーマの記事 重度障害を持つ三男は家族の宝物! 2014.04.19 Aさん(女性・岡山県) この記事は、毎月発刊の機関誌「What’s幸福の科学」第58号より転載し、編集を加えたものです。 妊娠6カ月のとき、お腹にいる三男に、重い障害があると判明しました。1カ月くらい、何も手につかないほどショックで… 続きを読む 同じテーマの記事 ADHDもユニークな個性!子ども8人を育てる喜び 2014.04.13 Lさん(女性) この記事は、毎月発刊の機関誌月刊「ヘルメス・エンゼルズ」第111号より転載し、編集を加えたものです。 「賢い子に育てなきゃ」 我が家は全部で8人の子だくさんです。高校1年生の長女・Hを先頭に、長男のK(中2)、次女のA(… 続きを読む 同じテーマの記事 ダウン症の次男の子育てで気づいた、小さな成長を喜ぶ心 2014.03.11 Sさん(女性) この記事は、毎月発刊の機関誌月刊「ヘルメス・エンゼルズ」第119号より転載し、編集を加えたものです。 不安性の私 私は、人から「趣味は何ですか?」と聞かれると、「子育てです。」と答えます。 子育ては大変なことも多いけれど… 続きを読む 同じテーマの記事 長男の生活習慣が改善された! 2013.12.22 Hママ(女性) この記事は、毎月発刊の機関誌「ヘルメス・エンゼルズ」第152号より転載し、編集を加えたものです。 どうして平気なの!? 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