息子を支えた「ネバー・マインド」(幸福の科学の不登校児支援スクール) 2014.11.07 Tさん(30代・女性) Tweet この記事は毎月発刊の機関誌月刊「幸福の科学」第255号より転載し、編集を加えたものです。 不登校児支援スクール「ネバー・マインド」 幸福の科学では、不登校の親子を支援するため、フリースクール「ネバー・マインド」を開設しています。中学校入学後1カ月で不登校となった息子のSは、「ネバー・マインド」に通い勇気と自信を取り戻しました。 「死にたい」とつぶやいた息子 長男のSは、中学校入学後わずか1カ月で不登校になりました。 小学校の時から、先生たちの心無い言動に傷ついていた我が子。家庭科の作業が遅れると、女性の先生に「アンタのせいで、私が残らないといけないんだよ!」と怒りをぶつけられ、病欠したときは仮病を担任の先生に疑われます。 積み重なったストレスが、中学生になってついにこらえきれなくなったのでしょう。自宅にこもる息子に「何があったの?」と聞いても、「別に」と気のない返事をくり返すばかりです。 そんなSも、自宅では家族を気遣ってか明るく振る舞ってみせます。しかし、本音は苦しかったのでしょう。ふと「死にたいと思ったことが何度もある」とつぶやいた息子に、ギクリとさせられたこともあります。 そこで幸福の科学の友人に相談すると、「ネバー・マインド」という幸福の科学のフリースクールがあることを聞きました。 息子に伝えると、「幸福の科学のところなら行きたい」と言うのです。 「ダメな子なんかじゃない。絶対にね」 「やあS君、よく来たね」。 親子で初めて訪れると、職員の方が温かく迎えてくれました。 「信仰を持つと、自分のことが好きになるんだよ。それは、自分が仏の子だと分かるからなんだ」「自分がこれまで頑張ってきたことを、思い出してみよう。君たちは、ダメな子なんかじゃない。絶対にね」――。仏法真理を交えつつ、子どもに勇気を与えてくれるこの場所に、息子は続けて通っていきます。 帰宅すると嬉しそうに「今日はこんな話を聞いたよ」と話す表情に、以前の何かにおびえた印象はありません。また、「ネバー・マインド」でできた友達も、息子にとって大きかったようです。一緒に公園で遊んだり、他愛もない話で笑い合う姿は、まるで本物の兄弟のよう。心の絆が生まれ、Sにも自信と勇気がわいてきました。 そんなつながりの中で、息子は夢を見つけていきます。 夢に向けての第一歩!私立進学高校に合格 「ネバー・マインド」の課外授業で、日本科学未来館へ行ったときのこと。最先端の技術に触れ、息子はバイオ化学という分野を知ります。元来の食品に対する興味もあり、将来の夢をこう語ってくれました。「体に無害な食品添加物を作りたい。そのために、バイオ化学に強い大学に行きたい」と。 その決意を固めるべく、息子は幸福の科学の精舎で祈願を受けることにしました。祈願を受けると、「今までは、人の目を気にして生きてきた。でも、これからは僕の道を歩くんだ!」という思いが込み上げてきたと言います。 そして私立進学高校を目指し、必死で勉強しました。ネバー・マインドでは勉強合宿を行い、職員の方は一対一で指導してくれました。息子がくじけそうになる時も、温かく励ましてくれた、その結果――。無事志望校に合格できたのです。 不登校だった息子を励まし支え、明るさを取り戻してくれた「ネバー・マインド」での日々。Sに関わってくださったすべての方に、深く御礼申し上げます。 この記事は、毎月発刊の機関誌月刊「幸福の科学」第255号より転載し、編集を加えたものです。 いじめ・不登校,教育・子育て,月刊「幸福の科学」 関連リンク 幸福の科学機関誌 月刊「幸福の科学」 幸福の科学 不登校児支援スクール「ネバー・マインド」 同じテーマの記事 ご近所づきあいに負けず、娘のいじめを円満解決 2016.03.22 この記事は毎月発刊の機関誌「ヘルメス・エンゼルズ」第144号より転載し、編集を加えたものです。 娘(F)からの告白 長女のFが小学校2年生になってしばらく経った頃、毎日一緒に学校に通っているお隣のA子ちゃんとの関係がうま… 続きを読む 同じテーマの記事 いじめを完全解決に導いた「悪霊撃退祈願」 2015.07.17 Hさん(20代・女性) この記事は毎月発刊の機関誌「ヤング・ブッダ」第40号より転載し、編集を加えたものです。 いじめグループのいる重苦しい教室 私が中学2年の時のことでした。女子生徒の間で、ターゲットが次々と変わっていく陰湿ないじめが始まり、… 続きを読む 同じテーマの記事 高校生のいじめを親と教師で解決 2014.07.02 Sさん(40代・男性) この記事は毎月発刊の機関誌月刊「幸福の科学」第242号より転載し、編集を加えたものです。 長男の心の叫び 数年前のある日曜日。居間でくつろいでいると、「お父さん、ちょっと相談が……」と高校1年の長男が来ました。顔には精気… 続きを読む 同じテーマの記事 いじめを乗り越えて 2014.05.16 Iさん(10代・女性) 中学・高校時代にいじめを経験しました。 私の通う学校は荒れていて、強い女の子から目をつけられた私はいじめられるようになり、知らない子からも「死ね」と言われていました。 そのころの私はネガティブで人としゃべられなくなってい… 続きを読む 同じテーマの記事 不登校だった僕がクラスのリーダーに! 2014.04.30 (幸福の科学学園・関西校 中学2年生男子) この記事は、毎月発刊の機関誌「ヘルメス・エンゼルズ」第218号より転載し、編集を加えたものです。 以前通っていた中学校の雰囲気が合わず、中1の時、学校に行けなくなってしまいました。 でも、「幸福の科学学園でなら変われるか… 続きを読む 同じテーマの記事 NEVER GIVE UPの精神が私を成長させた! 2013.12.20 Kanaさん(20代・女性) この記事は、毎月発刊の機関誌「ヤング・ブッダ」第121号より転載し、編集を加えたものです。 最初のアメリカ留学でまさかの事態に 私が初めて留学をしたのは、高校2年生の8月のことです。約1年間、アメリカ・ウィスコンシン州… 続きを読む 同じテーマの記事 いじめに負けない! 幸福の科学の教えを信じて耐え抜いた娘 2013.11.30 Tママ(女性) この記事は、月刊「ヘルメス・エンゼルズ」第133号より転載し、編集を加えたものです。 駅の駐輪場での出来事 娘のTがいじめに遭っていると私が知ったのは、最初のいじめがあってから半年も経った頃でした。その間、娘は一人でい… 続きを読む 同じテーマの記事 いじめ、不登校、非行……私が立ち直るまで 2013.11.30 Mさん(20代・女性) この記事は、隔月発刊の「ザ・伝道」第120号より転載し、編集を加えたものです。 私はいま一児の母です。10代のとき、私は不登校や非行など荒れた生活をしていました。そんな私が、立ち直ることができたのは、仏法真理と家族の励… 続きを読む 同じテーマの記事 不登校の経験は、かけがえのない宝物。 2013.10.08 Yさん(10代・女性) この記事は、毎月発刊の「ヤング・ブッダ」第19号より転載し、編集を加えたものです。 みんなの前で叱られたショック 「何で宿題をやってこなかったの」 小学5年の2学期の初めごろ、私は夏休みの宿題を出せず、クラスのみんなの前… 続きを読む 同じテーマの記事 娘の不登校の危機を乗り越えた体験談 2013.10.03 Sunさん(女性) この記事は、毎月発刊の「ヘルメス・エンゼルズ」第117号より転載し、編集を加えたものです。 「学校に行きたくない」「行きたくても行けない」――。 もしも、わが子がある日突然、不登校になってしまったら……。 今回は、子ども… 続きを読む 同じテーマの記事 「いじめ」をなくすキーワード 2013.05.24 Mさん(50代・女性・東京都) 『太陽の法』に出会って 幸福の科学の教えに出会ったのは、結婚して5年ほど経った頃でした。 独身時代は商社勤めで、朝早くから夜遅くまで働く日々でしたが、楽しい仕事に生きがいを感じていました。 ところが、結婚して専業主婦にな… 続きを読む 同じテーマの記事 「何があっても大丈夫!」逆境をバネに 2013.03.28 みさきさん(10代・女性・東京都) 小学5年で自宅に引きこもり、自殺を考える日々 父と母が昔から幸福の科学の会員でした。 私も幼い頃に入会していましたが、当時は信じていませんでした。「こうあるべき」という気持ちが自分を縛っている感じがして嫌だったのです。 … 続きを読む 同じテーマの記事 不登校を乗り越えて 2012.10.04 たいしょうさん(10代・男性・東京都) 自分が不登校になった理由は、小学校~中学校のイジメが原因でした。 当時の心の状態は、不幸を愛している傾向にありました。 常に自分が悲劇の主人公の様にしており、自己イメージも相当低く、毎日が本当に辛かったです。 しかしある… 続きを読む 同じテーマの記事 私は、信仰心で変わった 2012.10.03 まゆこさん(10代・女性・東京都) 自分が不登校になった時は、自律神経の病気で、家の周りを歩くのも困難でした。 その時の心の中は、常に不安や恐怖心、自己憐憫(じこれんびん)などがいっぱいで、いつも最悪な自分をイメージしていて、何かやろうという意欲は、全く起… 続きを読む