人生設計で心を変えると職場環境も変わっていった! 2015.05.08 Wさん(20代・男性) Tweet この記事は毎月発刊の機関誌「ヤング・ブッダ」第36号より転載し、編集を加えたものです。 入社してから3年は続けようと耐えていた 大手学習塾に入社してすぐの頃、失敗続きで苦しみました。 生徒の募集とフォロー、講師の採用や給与管理、保護者面談など、教室経営の全責任を負う教室長を、入社して3カ月の研修を経たばかりで任されたのです。なんて無謀な会社なんだと思いました。 新人だからといって甘えは許されません。上司からは「売り上げが落ちているぞ」と、厳しい注意が入ります。 子どもと一対一で触れ合いたくて入った会社だったのに、生徒を確保する営業や、保護者からのクレーム対応などに追われて毎日ヘトヘト。思い描いていた世界と現実のギャップをまざまざと見せられました。 おまけに、さほど年の違わない講師たちから「仕事が遅い」「僕たちが仕事するのに、休むんですか?」などと不平不満をぶつけられます。講師とうまくいかないと、教室が回らないので、この人間関係にはとにかく悩みました。 せっかく入った会社なので、3年間は頑張ろうと思っていましたが、何をどう頑張ればいいのか見えないまま、ただただ辛い毎日に耐えていました。 人生設計をすると仕事への姿勢が変わった 入社して2年目のある日、同期の前で先輩からこんな一言を言われました。 「Wは人がいなかったから、たまたま教室長になっただけだ」 ものすごく悔しくて、「このままでは終われない!」と思いました。 奮起した私は、原点に返り、自分が今後どうしたいのかを考えはじめました。 書籍『成功の法』に「やる気が出ず、失敗のさなか、また、悲しみのさなかにあるときには、さあ、新たな人生設計をしてみようではないか」とあるのを読み、さっそく実践。 入社前に抱いていた「子どもと一対一で触れ合って、その子の力を伸ばしてあげたい」という理想を思い起こしながら、「30歳までに大教室の教室長を、その後は、複数の教室を束ねるブロック長を目指そう。そのためにはまず、求められている以上の成果を出そう」と、数年後までの計画を立てました。 そうするうちに、「人の役に立ちたい」「生徒の役に立つだけでなく、つまづいている後輩たちを導きたい」という気持ちもわいてきたのです。 すると、仕事への姿勢が一変。 「やらないと上司に怒られるから」と思ってるうちは全然出来なかったのに、自分で目標を立て、本気で達成しようと決意すると、やるべきことが見えてきたのです。 猛烈に働きはじめると成果が出始めた 私は、さっそく低迷していた営業成績を伸ばすための手を打ちはじめることにしました。 それまでは「誰か新しい生徒が入ってくれないかな」と受身で、自分からはほとんど何もやらなかった私が、毎日のように電話をかけました。 今いる生徒や保護者とのコミュニケーションを大切にして、苦手科目の受講を勧めたり、途中で挫折してやめてしまわないように注意を払いました。 すると、少しずつ成果が出始めたのです。 私が前向きになったことで、教室全体の雰囲気もずいぶんと変わりました。講師たちが生徒指導の仕方について積極的に提案をするようになるなど、生き生きと動き始めました。 その結果、入社3年目には、生徒数や売り上げなどにおいて、会社が求める以上の実績が出るようになったのです。 教室の運営がうまく回り始めると、仕事が面白くなりました。終電を逃して、タクシーで帰る日が続いても、辛いとは思うことはありませんでした。 そして、全国でもトップクラスの、数百人の生徒と80人ほどのアルバイト講師を抱える規模の教室を任されるようになったのです。 人生設計では理想と人の役に立つことを念頭に あるとき、成功する人生設計のコツを聞かれました。 社会人になる前の人は、仕事に対して漠然とした理想を抱いていると思います。どうか、会社に入って厳しい現実に直面しても、その理想を忘れないでほしいです。 そうでないと、目標を立てても力が入りません。 私の場合、「子どもと一対一で触れ合って、その子の力を伸ばしてあげたい」という理想から始めにあり、それを実現するために具体的な目標を立てました。 また、「誰かのために役立てる喜び」に勝るものはないと思います。そんな喜びを得るには少し時間がかかるけど、それを味わえる仕事を「天職」というのではないかと、今では感じています。 次の目標は「子どもだけでなく、親にも子育ての意識を変えてもらえるような仕事をする」こと。そしていつかは、自分が理想とする塾を作りたいと願っています。 この記事は毎月発刊の機関誌「ヤング・ブッダ」第36号より転載し、編集を加えたものです。 仕事・成功,変化したことは?,月刊「ヤング・ブッダ」 関連リンク 幸福の科学機関誌 月刊「ヤング・ブッダ」 『成功の法』 『教育の法』 同じテーマの記事 私の仕事人生を劇的に変えた「10冊の本」 2016.06.17 M.Tさん(50代・男性・埼玉県) 28年前、幸福の科学の会員に 私が幸福の科学の会員になったのは28年前で、29歳のときでした。幸福の科学がスタートして3年目の時で、まず幸福の科学の月刊誌を読む「誌友会員」になり、そのあと規定冊数の10冊の本を読んでリポ… 続きを読む 同じテーマの記事 上司や取引先の態度が激変!――苛立ちには原因があった 2015.08.01 Fさん(30代・男性) この記事は毎月発刊の機関誌「ヤング・ブッダ」第24号より転載し、編集を加えたものです。 社長を務めた後の転職で苦労 私は大学卒業後、父が設立した会社の社長を務めていました。しかし、社長とはいえ個人経営だったため、組織につ… 続きを読む 同じテーマの記事 倒産からの復活――新しく立ち上げた会社で売上げ倍増 2015.07.04 Wさん(50代・男性) この記事は毎月発刊の機関誌月刊「幸福の科学」第239号より転載し、編集を加えたものです。 「これで、倒産だ」 2001年のはじめ、私は一大決心して起業を決意しました。 そして、折からのエコロジーブームに乗り、環境保全機器… 続きを読む 同じテーマの記事 倒産の危機を乗り越えて――逆境を乗り越える力をくれた教え 2015.06.20 Uさん(50代・男性) この記事は毎月発刊の機関誌月刊「幸福の科学」第259号より転載し、編集を加えたものです。 経営者となりスケールの大きな仕事をしたい 私は現在、ソフトウェアやシステム開発のサービスを提供する会社を経営しています。 大学卒業… 続きを読む 同じテーマの記事 どんな職場でもベストを尽くす姿勢が道を開いた 2015.05.29 Nさん(20代・女性) この記事は毎月発刊の機関誌「ヤング・ブッダ」第23号より転載し、編集を加えたものです。 厳しい就職の現実 就職先がない……。 私は、10月を過ぎても就職が決まらない現実に愕然としました。 当時、大学院でガンの治療法を研究… 続きを読む 同じテーマの記事 経営者の妻として――仏法真理の力で幸せを広げる企業に! 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2013.02.12 FAさん(20代・男性・東京都) 「起業力開発法」(※2013年2月10日(日)横浜正心館にて開催)を直接拝聴させていただきました。 今回は大川隆法総裁先生が大悟され、初説法をされてから2,000回という貴重な講演でした。 これだけ多くの講演をされるとい… 続きを読む 同じテーマの記事 インドと日本をつなぐ仕事をしたい! 2012.11.16 ダルメンドラさん(20代・男性・インド出身・福岡県在住) 2012 Happy Science 日本語スピーチコンテストで優勝を手にした、インド出身のダルメンドラ・クマルさん(約3年前に来日)。 スピーチのタイトルは「私の使命」。 みなさん、こんにちは。今日のスピーチのテーマは… 続きを読む 同じテーマの記事 この世とあの世を貫く成功 2012.10.03 Nさん(30代・女性・東京都) 幸福の科学は理想高く、志高く、チャレンジングです。 スケールが大きく、いつでもワールドワイド。 大川隆法総裁先生は、常に世界を見つめておられます。 若者たちに対して「世界に羽ばたけ」と叱咤激励してくださいます。 豊かさも… 続きを読む