すべては魂の糧だと知った時、勇気と希望が湧いてきた! 2014.02.05 Mさん(30代・女性) Tweet この記事は、毎月発刊の機関誌月刊「幸福の科学」第230号より転載し、編集を加えたものです。 感動の三帰誓願式 私は数年前に離婚して、2人の息子を育てています。経済的に自立しなければならず、喫茶店や酵素風呂のお店など、いくつかの事業を手がけてきました。 副業としてヘルスケア商品などを扱う仕事を始めた時、そこで幸福の科学の信者の方に出会い、伝道していただいたのが入信のきっかけです。 その方は、お名前をSさんといいます。彼女の爽やかな人柄に惹かれて親しくなり、幸福の科学のラジオ番組「天使のモーニングコール」が収録されたCDや、映画「黄金の法」のチケットなどをいただくようになったのです。 映画「黄金の法」には、子供たちを連れて3人で行きました。「愛と勇気」をテーマに繰り広げられる壮大なストーリー展開と迫力の映像に、私も子供たちも大満足でした。 「映画とってもよかったです。チケットありがとうございました」と電話でお礼を言うと、Sさんはとても喜ばれて、翌日、私を東京正心館に連れていってくださったのです。 ギリシャの神殿のような壮麗な外観と、館内にいらっしゃる信者の皆さんの幸せそうな笑顔が印象的でした。その日、東京正心館で、Sさんから幸福の科学の教えについて、教えてもらいました。 人間は仏の子であり、この世とあの世を生まれ変わりながら、仏に向かって自分を成長させている存在であること。天国・地獄は実在し、仏の心にかなった生き方をすれば天国に、反した生き方をすれば地獄に行くこと。そして、すべての人々を救うために、仏が地上に降りられ、幸福の科学を創られたこと――。 初めて聞く仏法真理の内容に驚きましたが、Sさんを信頼していたので、素直に信じることができました。 「こうして今世、Mさんとお会いできたのも、過去世からのご縁だと思うの。一緒に仏の教えを学んでいきましょう」 確かに出会った時から、Sさんとは初めて会った感じがしませんでした。仏の導きを感じた私は、彼女の勧めに従って三帰誓願式(※)に臨んだのです。 式が始まった途端、ふわっとやわらかい光に包まれたような気がしました。「ようやく自分の居場所に帰ってくることができた」と感じ、涙が止まりませんでした。 (※)三帰誓願とは、仏(仏陀=大川隆法総裁)・法(仏の説く教え)・僧(仏弟子の集う集団とそのルール)の三宝に帰依することを誓うことです。 乗り越えられない苦難は与えられない そして2カ月後、入信したての私の信仰心を鍛えることになる、ある出来事が起きました。当時、親しかった友人が事業に失敗し、多額の借金をつくって失踪してしまったのです。 失踪する直前、彼は「自分が死ねば保険が下りるから、世話になった人たちに迷惑をかけずに済む」と語っていました。私は「そんな考え方は間違っている。自殺した人は天国に還れないのよ」と学びたての真理を伝えましたが、彼は聞く耳をもってくれませんでした。 不安になった私は、幸福の科学の支部に駆け込み、支部長に相談しました。 「Mさん、人生は一冊の問題集です。どんな苦難・困難もその人にとって必要な問題集なのです。そして『仏は、その人が背負いきれないような問題は与えない』とも説かれているんですよ。それに、たとえその方が自殺して地獄に堕ちても、その地獄でさえ仏が支えられているのです」 そうだ。私たちは仏の創られた世界で修行している仏の子。何が起きてもそれは仏の手のひらの上で起きていることなのだ――。私は落ち着きを取り戻すことができました。 数日後、車を運転しながら、彼の行きそうなところを探し回っている時、町外れの道をとぼとぼと歩いている彼を見つけました。雨が降っているのに傘も差さず、荷物も何も持っていません。本当に死に場所を探していたようでした。私は彼を車に乗せ、支部長からアドバイスされた内容を伝えました。 今度は信仰者としての不動心が伝わったのでしょうか。彼は素直に私の話を聞いてくれました。 「背負いきれない問題は与えられないのか……。ありがとう、もう一度がんばってみるよ」 仏を信じ、仏の教えを伝えることで、自殺しようとしている人の生命を救うことができた――。そのことに、私は深い喜びを感じました。その後、彼は新聞の営業の仕事で地道に働きながら、コツコツと借金を返済しています。 広がる幸福の輪 この経験を通して、私は「真実の人生観を知らずに苦しんでいる人たちに、この仏法真理を伝えなくてはいけない」と真剣に思うようになりました。 私も伝道してもらわなければ、仏にたどり着けなかったかもしれません。そう考えると、「縁ある方々に、私がお伝えしなければいけない」という思いが湧いてきます。 2年あまりの間に、9人の方々を三帰誓願に導くことができました。さらにその方々が縁ある大切な方を伝道され、合わせて20人くらいの方々が入信。幸福の輪はどんどん広がっています。 人生は一冊の問題集――。私はこの言葉が大好きです。離婚してからは苦労も多く、以前は「どうして私ばかり苦労するんだろう……」と悲観的になることもありました。しかし、「すべては魂修行の糧であるのだ」と知った今では、困難に正面から立ち向かっていく勇気と希望が湧いてくるのを感じています。 これからも、与えられた魂修行の環境に感謝し、心の修行と伝道に精一杯がんばります。 この記事は、毎月発刊の機関誌月刊「幸福の科学」第230号より転載し、編集を加えたものです。 仕事・成功,信仰との出会い,月刊「幸福の科学」,自殺・鬱(ウツ) 関連リンク 書籍『黄金の法』 ラジオ番組 天使のモーニングコール 同じテーマの記事 私の仕事人生を劇的に変えた「10冊の本」 2016.06.17 M.Tさん(50代・男性・埼玉県) 28年前、幸福の科学の会員に 私が幸福の科学の会員になったのは28年前で、29歳のときでした。幸福の科学がスタートして3年目の時で、まず幸福の科学の月刊誌を読む「誌友会員」になり、そのあと規定冊数の10冊の本を読んでリポ… 続きを読む 同じテーマの記事 上司や取引先の態度が激変!――苛立ちには原因があった 2015.08.01 Fさん(30代・男性) この記事は毎月発刊の機関誌「ヤング・ブッダ」第24号より転載し、編集を加えたものです。 社長を務めた後の転職で苦労 私は大学卒業後、父が設立した会社の社長を務めていました。しかし、社長とはいえ個人経営だったため、組織につ… 続きを読む 同じテーマの記事 倒産からの復活――新しく立ち上げた会社で売上げ倍増 2015.07.04 Wさん(50代・男性) この記事は毎月発刊の機関誌月刊「幸福の科学」第239号より転載し、編集を加えたものです。 「これで、倒産だ」 2001年のはじめ、私は一大決心して起業を決意しました。 そして、折からのエコロジーブームに乗り、環境保全機器… 続きを読む 同じテーマの記事 倒産の危機を乗り越えて――逆境を乗り越える力をくれた教え 2015.06.20 Uさん(50代・男性) この記事は毎月発刊の機関誌月刊「幸福の科学」第259号より転載し、編集を加えたものです。 経営者となりスケールの大きな仕事をしたい 私は現在、ソフトウェアやシステム開発のサービスを提供する会社を経営しています。 大学卒業… 続きを読む 同じテーマの記事 どんな職場でもベストを尽くす姿勢が道を開いた 2015.05.29 Nさん(20代・女性) この記事は毎月発刊の機関誌「ヤング・ブッダ」第23号より転載し、編集を加えたものです。 厳しい就職の現実 就職先がない……。 私は、10月を過ぎても就職が決まらない現実に愕然としました。 当時、大学院でガンの治療法を研究… 続きを読む 同じテーマの記事 経営者の妻として――仏法真理の力で幸せを広げる企業に! 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