経営者の妻として――仏法真理の力で幸せを広げる企業に! 2015.05.22 Iさん(50代・女性) Tweet この記事は毎月発刊の機関誌月刊「幸福の科学」第261号より転載し、編集を加えたものです。 結婚を機に飛び込んだ新たな世界 私たち夫婦は、入浴剤やスキンケア商品などの開発・販売を行う会社を営んでいます。 夫と結婚するまで、私はサラリーマンの家庭に育ち、事業経営とは無縁の生活を送っていました。 結婚後に、夫が先代の会社から入浴剤と化粧品部門を引き継いで独立。大手企業の下請け製造という形で始めました。事業は軌道に乗り、私も忙しい夫を支えるため、仕事を手伝うようになりました。 しかし、従業員の数も増えてきたころ、突然のバブル崩壊により、会社は思わぬ危機に見舞われたのです。 経営の厳しくなった企業からは、仕事をおろしてもらえなくなり、私たちは大きな壁にぶつかりました。 「待っているだけでは仕事は来ない。このままでは会社がつぶれてしまう」 不況の中で生き残るため、夫は下請けではなく、自社のブランドを立ち上げる決心をしたのです。 逆境を打破する教えを求めて 「小さな会社だから、お客様に長く愛される商品をつくろう」 そう言って開発したのが新シリーズの入浴剤でした。 しかし、品質には絶対の自信を持っていたものの、会社の知名度が低く、せっかくのオリジナル商品もなかなか店頭に並ぶチャンスがめぐってきません。 経営の方針や商品開発についても夫と意見が対立し、互いの主張を批判する日々が続きました。 幸福の科学の教えに出会う そんな悩みの中にあったとき、当時パートで働いていたある女性が、私に幸福の科学の教えを伝えてくれたのです。 手にした真理の書籍には、個人の心の幸福からはじまり、周りの人へと光を広げて生きるためのヒントや、大きな視点からの成功論や発展論、企業経営についての具体的な教えも説かれていました。 「この教えを学べば、打開策が見つかるかもしれない」 と、希望を見い出した私は、さっそく仏法真理を学び始めたのです。 真理で社員の心を一つに 仕事の合間に、私は夫と二人で幸福の科学の書籍を読みはじめました。また、休日には精舎で研修を受け、教えに基づいた経営のあり方についての学びを深めました。 「厳しい時代はほんとうに需要のあるものしか売れない」という教えに奮起し、「環境のせいにするのはやめて、今こそチャンスにかけよう!」と、事業を一から見直すことにしたのです。 夫は、「愛・知・反省・発展」の幸福の原理をもとに、事業計画を練りました。お客様の満足感を第一に考える愛の心に、他社の製品や時代のトレンドを見据えた情報収集。さらには、お客様から寄せられるクレームも謙虚に受け止め、商品の改善に努めました。 「反省のできない企業は発展しない。どんなときでも、環境のせいや人のせいにして言い訳をするのではなく、自分たちの努力で道を切り拓いていこう!」と、新たな気持ちでスタートを切りました。 朝礼のときには、教学で得た気づきを従業員たちに語ります。誰よりも懸命に仕事に打ち込む夫の姿は、次第に彼らを感化していきました。やがて、一人ひとりが与えられた環境で最善を尽くす努力を始めたのです。 心を解き放つ商品を 私も会社を充分に支えられるように、『常勝の法』など経営に関する教えの説かれた経典をくり返し学んで、経営マインドを磨きました。 「顧客マインドを忘れず、お客様のことを考えて仕事をするのが愛である」という教えから、商品の付加価値を高めるべく、アイデアを煮詰めていったのです。 そして、「お風呂は気持ちを解放する空間であるから、日常生活の疲れを癒し、自分の心を見つめるひとときを味わっていただきたい」という願いにたどり着きました。 お客様が商品を手にとった瞬間から幸せを感じられるような、感性や精神性に訴える商品を目指して、コンセプトやデザインを考えていきました。 そんなとき、新聞に載っていたハリウッドの人気監督のインタビューを読み、その言葉のなかから「広い宇宙に心を解き放つ」という新商品のアイデアがひらめいたのです。 このとき誕生した入浴剤は、パッケージを工夫した甲斐あって雑誌に大きく取り上げられ、天文ファンに大きな反響を呼びました。 愛を込めた商品がお客様の心に届く――。その喜びが、新たな商品開発への意欲となったのです。 さらなる発展の道を求め、私たちは東京で開かれるショーに出展し、海外企業に交じって商品を披露しました。 ここでは、清潔感のあるシンプルなデザインが好評を博し、全国展開している大手雑貨店や有名ホテルなどの新たな販路を獲得することができたのです。 新たな夢に向けて お客様の幸せを願い、愛を込めて作った商品の数は増えていきました。 ショーへも継続して出展し、毎年新規契約が成立しています。雑誌や口コミ、ネットを通しての注文も相次ぎ、会社は着実に発展の階段を上り始めたのです。 その後、東京正心館で開かれた経営者セミナーに参加した際、大川総裁の「経営者の使命は自社の利益追求だけではなく、より多くの方の幸福のため、公益性の高いものに奉仕することだ」という言葉に、真理企業としての使命感を新たにしました。 これからも夫婦で支え合い、会社の発展繁栄を通して、多くの方に幸福をお届けしたいと心から願っています。 この記事は毎月発刊の機関誌月刊「幸福の科学」第261号より転載し、編集を加えたものです。 仕事・成功,月刊「幸福の科学」 関連リンク 幸福の科学機関誌 月刊「幸福の科学」 『常勝の法』 『仕事と愛』 同じテーマの記事 私の仕事人生を劇的に変えた「10冊の本」 2016.06.17 M.Tさん(50代・男性・埼玉県) 28年前、幸福の科学の会員に 私が幸福の科学の会員になったのは28年前で、29歳のときでした。幸福の科学がスタートして3年目の時で、まず幸福の科学の月刊誌を読む「誌友会員」になり、そのあと規定冊数の10冊の本を読んでリポ… 続きを読む 同じテーマの記事 上司や取引先の態度が激変!――苛立ちには原因があった 2015.08.01 Fさん(30代・男性) この記事は毎月発刊の機関誌「ヤング・ブッダ」第24号より転載し、編集を加えたものです。 社長を務めた後の転職で苦労 私は大学卒業後、父が設立した会社の社長を務めていました。しかし、社長とはいえ個人経営だったため、組織につ… 続きを読む 同じテーマの記事 倒産からの復活――新しく立ち上げた会社で売上げ倍増 2015.07.04 Wさん(50代・男性) この記事は毎月発刊の機関誌月刊「幸福の科学」第239号より転載し、編集を加えたものです。 「これで、倒産だ」 2001年のはじめ、私は一大決心して起業を決意しました。 そして、折からのエコロジーブームに乗り、環境保全機器… 続きを読む 同じテーマの記事 倒産の危機を乗り越えて――逆境を乗り越える力をくれた教え 2015.06.20 Uさん(50代・男性) この記事は毎月発刊の機関誌月刊「幸福の科学」第259号より転載し、編集を加えたものです。 経営者となりスケールの大きな仕事をしたい 私は現在、ソフトウェアやシステム開発のサービスを提供する会社を経営しています。 大学卒業… 続きを読む 同じテーマの記事 どんな職場でもベストを尽くす姿勢が道を開いた 2015.05.29 Nさん(20代・女性) この記事は毎月発刊の機関誌「ヤング・ブッダ」第23号より転載し、編集を加えたものです。 厳しい就職の現実 就職先がない……。 私は、10月を過ぎても就職が決まらない現実に愕然としました。 当時、大学院でガンの治療法を研究… 続きを読む 同じテーマの記事 人生設計で心を変えると職場環境も変わっていった! 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2013.02.12 FAさん(20代・男性・東京都) 「起業力開発法」(※2013年2月10日(日)横浜正心館にて開催)を直接拝聴させていただきました。 今回は大川隆法総裁先生が大悟され、初説法をされてから2,000回という貴重な講演でした。 これだけ多くの講演をされるとい… 続きを読む 同じテーマの記事 インドと日本をつなぐ仕事をしたい! 2012.11.16 ダルメンドラさん(20代・男性・インド出身・福岡県在住) 2012 Happy Science 日本語スピーチコンテストで優勝を手にした、インド出身のダルメンドラ・クマルさん(約3年前に来日)。 スピーチのタイトルは「私の使命」。 みなさん、こんにちは。今日のスピーチのテーマは… 続きを読む 同じテーマの記事 この世とあの世を貫く成功 2012.10.03 Nさん(30代・女性・東京都) 幸福の科学は理想高く、志高く、チャレンジングです。 スケールが大きく、いつでもワールドワイド。 大川隆法総裁先生は、常に世界を見つめておられます。 若者たちに対して「世界に羽ばたけ」と叱咤激励してくださいます。 豊かさも… 続きを読む