倒産の危機を救った祈願と研修――売上げが5倍に! 2014.05.07 kohsanさん(40代・男性・千葉県) Tweet この記事は、毎月発刊の機関誌月刊「幸福の科学」第326号より転載し、編集を加えたものです。 突然担った経営で、倒産の危機に直面 「いかん。このままじゃあ倒産だ……」 それは、宮大工の棟梁となり、工務所の経営を担うことになって2年が経った時でした。当時私は、突然の事故で亡くなった先代棟梁の跡を継ぎ、5人の従業員とその家族の人生を背負うことになり、経営に行き詰まっていました。残された仕事を切り盛りするので精いっぱい。職人としての熱意は人一倍あったつもりですが、経営や資金繰りのことは知りませんでした。資料をかき集め、税理士にも相談しましたが、業績はみるみる悪化。赤字になってしまったのです。 (自分にも、神社仏閣という神聖な空間を造る宮大工のプライドがある。そんな大事な仕事を自分の力不足で潰して、神仏の顔に泥を塗るなんてことはあっちゃいけない。なんとか盛り返さないと……) 焦燥にかられ、眠れない日々が続きました。 がむしゃらに働くなかで見出した逆転の発想 私は、とにかく請け負った仕事を必死にこなし、何とか持ち堪えるなかで、あることに思い至りました。 大工といえば、巷には「頑固で偏屈だが腕は一流」という極端なイメージもあるでしょう。実際、よい建物を造りたいという気持ちが強すぎて、顧客と言い争いを始めてしまうケースもありました。さらに、もともと受注が不定期で収入が不安定な職業のうえ、価格競争は年々激化。昔と比べて仕事の確保が厳しい現状に鑑みると、伝統に甘んじて旧態依然としているのは危険である、と感じたのです。 「宮大工と言えども、考え方を変えないと生き残れない。喜んでもらえる仕事をするという『与える愛』のマインドに転換しなくては」 この「与える愛」は、私が幸福の科学に出会った時、最も衝撃を受けた思想です。経営の再起にあたって、私はこれを個人ではなく経営者の立場で実践し、「何がお客様に喜んでもらえるかを考え続け、答え続ける『顧客志向』を軸に据えよう」と決めました。 そして、“笑顔の頑固職人”とでも言うべきあり方を模索。お客様の要望に根気よく耳を傾け、「一人ひとりが一流の営業マンになる」という視点から柔軟に対応し、よい仕事を重ねるというスタンスをとり、社員一丸となってお客様と信頼関係を築くことに努めました。 そして、経営者としての自己研鑽をし続けました。幸福の科学には成功・発展の教えがあり、それを深く学ぶ研修も行っています。礼拝・研修施設である東京正心館で「収入増加の法則」研修を受講し、その内容をノートにまとめて、毎日読み上げるようにしました。顧客志向のコツをはじめとする商売繁盛の秘訣を日々読み上げることで、不安や焦りを打ち消し、自分のマインドを、職人発想から顧客志向に切り替えていったのです。私にとっては忍耐と精進の2年間でした。 結果、社員の意欲は向上し、お客様からも「立派な社寺を建築しますね」と高評価をいただくようになり、数年後には、行き詰っていた頃と比べて売上げは5倍、利益は2倍に。順調に業績は上がり続けました。 「与えたら、与えられる」を実感 私は、その後も顧客志向を徹底していきました。事業の維持・発展のために必要な利益を確保・拡大するのは当然として、さらに、顧客が「お金をもっと払ってもよい」と思うほどの、「期待以上の付加価値」を常に提供することを心がけました。 それは、「1万円の仕事があれば、1.3万円分の仕事のように仕上げてみせる」という気構えです。すると、「期待以上の出来で嬉しい!」というお声をいただき、見積もり以上の金額でお支払いくださる方も出てきました。 宮司さん同士の横のつながりで口コミが広がり、仕事は続々と増えていきました。「与えたら、与えられる」という「与える愛」の力を実感する出来事でした。 神仏は、努力する人を応援してくれる その後も、不況の煽りで苦境に立つことはありましたが、その都度乗り越えてきました。けれども、私は、それを自分たちの力によるものだとは思わないようにしています。幸福の科学で「成功した時は、『これは自分の力ではなく、神仏がいつも導いてくれているからだ。もっと努力しよう』と思いなさい」と教えてもらっているからです。 実際、私自身、幸福の科学の支部で「経済繁栄祈願」や「千客万来祈願」などを毎月続けていますが、「目に見えない力」の応援をいただいているとしか思えない不思議な経験を重ねています。例えば、仕事がうまくいかない時、「この苦境を打開するには○○が必要だな」と事務所で思案を巡らせていると、突然電話が鳴り響いて、まさに必要としていた情報が飛び込んでくる。こういう経験はたくさんあります。 「来年度の仕事がない」という時も、東京正心館で「ジョセフ・マーフィーの霊言」研修を受けた直後、2億円規模の新築工事の依頼や、縁のなかった地域において「主要な宮司が集う会合で寺社建築に関して講義をする」という、社の絶好のPR機会等が舞い込んで来ました。 こんなことは、常識から見るとおかしく見えるかもしれません。けれども、実際に体験した私にとっては、疑い得ない事実なのです。 「ひたすら神様に見られて恥ずかしくない生き方をし、志を持って努力を重ねれば、神仏から応援をいただける」――。こうした実感と確信は、聖なる空間を造る仕事への誇りと使命感を強めてくれます。信仰と仕事とは、私にとって、切っても切り離せないものなのです。 神仏との縁を築く空間を広げていきたい 私は、幸福の科学に出会って、「人の幸せのために心を込めて仕事をすることが、自分の幸せと会社の発展につながる」という成功の法則を摑みました。その成功は、神仏の御加護のもとで、さらに大きくなっていくのです。宮大工は、この信仰を持つ機会を与える仕事。これからも、神仏との縁を築く聖なる空間を造っていきたいと思います。 この記事は、毎月発刊の機関誌月刊「幸福の科学」第326号より転載し、編集を加えたものです。 仕事・成功,月刊「幸福の科学」,逆境・スランプ 同じテーマの記事 私の仕事人生を劇的に変えた「10冊の本」 2016.06.17 M.Tさん(50代・男性・埼玉県) 28年前、幸福の科学の会員に 私が幸福の科学の会員になったのは28年前で、29歳のときでした。幸福の科学がスタートして3年目の時で、まず幸福の科学の月刊誌を読む「誌友会員」になり、そのあと規定冊数の10冊の本を読んでリポ… 続きを読む 同じテーマの記事 上司や取引先の態度が激変!――苛立ちには原因があった 2015.08.01 Fさん(30代・男性) この記事は毎月発刊の機関誌「ヤング・ブッダ」第24号より転載し、編集を加えたものです。 社長を務めた後の転職で苦労 私は大学卒業後、父が設立した会社の社長を務めていました。しかし、社長とはいえ個人経営だったため、組織につ… 続きを読む 同じテーマの記事 倒産からの復活――新しく立ち上げた会社で売上げ倍増 2015.07.04 Wさん(50代・男性) この記事は毎月発刊の機関誌月刊「幸福の科学」第239号より転載し、編集を加えたものです。 「これで、倒産だ」 2001年のはじめ、私は一大決心して起業を決意しました。 そして、折からのエコロジーブームに乗り、環境保全機器… 続きを読む 同じテーマの記事 倒産の危機を乗り越えて――逆境を乗り越える力をくれた教え 2015.06.20 Uさん(50代・男性) この記事は毎月発刊の機関誌月刊「幸福の科学」第259号より転載し、編集を加えたものです。 経営者となりスケールの大きな仕事をしたい 私は現在、ソフトウェアやシステム開発のサービスを提供する会社を経営しています。 大学卒業… 続きを読む 同じテーマの記事 どんな職場でもベストを尽くす姿勢が道を開いた 2015.05.29 Nさん(20代・女性) この記事は毎月発刊の機関誌「ヤング・ブッダ」第23号より転載し、編集を加えたものです。 厳しい就職の現実 就職先がない……。 私は、10月を過ぎても就職が決まらない現実に愕然としました。 当時、大学院でガンの治療法を研究… 続きを読む 同じテーマの記事 経営者の妻として――仏法真理の力で幸せを広げる企業に! 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2013.02.12 FAさん(20代・男性・東京都) 「起業力開発法」(※2013年2月10日(日)横浜正心館にて開催)を直接拝聴させていただきました。 今回は大川隆法総裁先生が大悟され、初説法をされてから2,000回という貴重な講演でした。 これだけ多くの講演をされるとい… 続きを読む 同じテーマの記事 インドと日本をつなぐ仕事をしたい! 2012.11.16 ダルメンドラさん(20代・男性・インド出身・福岡県在住) 2012 Happy Science 日本語スピーチコンテストで優勝を手にした、インド出身のダルメンドラ・クマルさん(約3年前に来日)。 スピーチのタイトルは「私の使命」。 みなさん、こんにちは。今日のスピーチのテーマは… 続きを読む 同じテーマの記事 この世とあの世を貫く成功 2012.10.03 Nさん(30代・女性・東京都) 幸福の科学は理想高く、志高く、チャレンジングです。 スケールが大きく、いつでもワールドワイド。 大川隆法総裁先生は、常に世界を見つめておられます。 若者たちに対して「世界に羽ばたけ」と叱咤激励してくださいます。 豊かさも… 続きを読む