アトピーが治った! 2013.10.16 Mさん(40代・男性) Tweet この記事は、この記事は、隔月発刊の「ザ・伝道」第152号より転載し、編集を加えたものです。 アレルギー・マーチ 私は、幼いころからアレルギー体質でした。アトピー性皮膚炎や鼻炎、ぜん息など、症状を変えながらアレルギー反応を繰り返す、いわゆる「アレルギー・マーチ(アレルギーの行進)」だったのです。 成人してからは、大分落ち着いていたものの、28歳で就職後、再びアトピー性皮膚炎に悩まされるようになりました。 アトピー再発 私が就職したのは、全国チェーンの漢方薬局です。あれは就職2年目に、北海道勤務になった時のことでした。 「あれ? かゆいと思ったらアトピーだ」 はじめは腕が少しかゆいぐらいだったのが、気づくと、上半身全体に湿疹が広がっていました。慣れない環境での、はじめての一人暮らし。自分では、乾燥した気候や食生活の乱れが原因だと思いました。 すでに幸福の科学の会員であった私は、支部で「病気平癒祈願(びょうきへいゆきがん)」を受け、さらに食生活を改善。漢方も併用し、幸い数カ月で症状は静まっていきました。 体中が真っ赤に! しかし、1年半後、東京の店に戻った私は、さらなる試練に見舞われました。 あるパートの女性から、面と向かって、「あなたの顔を見ると吐き気がする」と言われたり、ほうきでゴミを掃きかけられたり、個人攻撃を受けるようになったのです。 腕がかゆくなり、肩、胸、首、腿に加え、ついには目の周りまで。あっという間に、顔も体も真っ赤になってしまいました。 私は思い切って彼女に提案しました。 「私が何か気に触るようなことをしたのかもしれませんが、ここはお互い本音で話し合いませんか?」 しかし、彼女は話し合うことすら拒否。そのまま店を辞めてしまったのです。しばらくしてアトピーは治まったものの、何とも後味の悪い出来事でした。 3度目の発症 その後、私は神奈川の店舗に移ったのですが、そこでも、人間関係の悩みを抱えることになりました。5人いる従業員は、私以外、全員女性。当時店長をしていた女性は、スパッとした物言いの方で、実際、彼女の言葉に傷ついた男性が何人も辞めているとか。 「全然、売り上げが伸びてないじゃない! あなた、真面目に営業する気あるの?」 他の従業員の前でも容赦なく叱責される日々のなか、アトピーが再発――。 かゆみは夜にひどくなり、寝ている間も無意識のうちに掻いてしまいます。研修旅行で同室になった同僚や、自宅の隣室で寝ていた祖母にまで、「夜、ボリボリとすごい音がしてたよ」と言われるほどでした。 根本解決に向け腹をくくる 病院の治療や漢方で、2~3カ月で症状は治まりましたが、さすがに、このままではマズイと思いました。 幸福の科学では、病気の原因の7割は「心」にあると説かれています。医学的にも、アトピーの原因の一つは精神的なストレスとされます。 生活習慣の改善や薬でよくなっても、しばらくすると再発するのは、根本にある心に問題があるからに違いありません。 幸福の科学に入会したものの、本格的に心の修行をしてこなかった、そのツケが回ってきたのだと思いました。今度こそ自己変革して、アトピーを克服しようと心に決めました。 皮膚病が象徴するもの 病院の治療や漢方で、2~3カ月で症状は治まりましたが、さすがに、このままではマズイと思いました。 そう決意した直後、幸福の科学出版の雑誌「ザ・リバティ」に、アトピーに関する皮膚科医の方の記事を見つけました。 「皮膚は自分と外界、とりわけ他人との境界線です。このことからも、他人に対する拒絶感が、アトピー性皮膚炎を起こし、また悪化させているように思えます」(「ザ・リバティ」1997年12月号より) 「他人への拒絶感」という言葉が、印象に残りました。 相手の立場に立つ アトピーを根本から解決するため、とにかく対人関係をよくしようと思った私は、まず、明るい印象を与えるために、笑顔や明るい声のトーンを心がけました。同時に、「思い」にも気をつけました。 改めてふり返ってみると、それまでは、漢方相談を受けるにも、自分の漢方の知識をひけらかすような気持ちがありました。 そうした「自分が、自分が」という気持ちを抑え、まず、お客様の話を丁寧に伺い、理解するように心がけたのです。 すると、心を開いて、家庭の悩みなどを打ち明けてくださる方も出てきて、よりきめ細かい、的確なアドバイスができるようになっていきました。 根深い劣等感 「それにしても、どうして人づき合いが苦手になったんだろう」 私はさらに深く、自分自身の心を見つめていきました。 私は学生時代から、どこか斜に構えたところのある卑屈な性格でした。人の好意やほめ言葉は素直に受け取らず、批判には過剰反応してカーッと怒る。そうした傾向性があったのです。 どうして、そのような性格になったのか、自分の人生をふり返っていくと、子供の頃の記憶がよみがえってきました。 私の両親は子供への期待が大きく、私に小学校、中学校、高校と、偏差値の高い学校を受験をさせました。しかし、ことごとく失敗――。 その時に心に刻まれた劣等感を、私はずっと引きずり、これ以上、傷つけられたくないと、他人に心を閉ざしていたのです。これこそ、問題の「根っこ」でした。 100%の安心感 これまでの人生を前後際断(ぜんごさいだん)し、まったく新しい自分に生まれ変わろうと決意した私は、35歳の時、幸福の科学の総本山・正心館(しょうしんかん)で「起死回生の秘法」を受けました。 導師が経文(きょうもん)を読み上げると、仏の慈悲が胸にしみ入ってきました。そして、自分もまた、仏の子として光り輝く存在であることに、気づくことができたのです。 劣等感から解き放たれ、100%の安心感を得た瞬間でした。 もう人の目を気にしたり、人と比べたりするのはやめよう。自分自身の成長を大事にしようと、私は心から誓ったのです。 病を治す心の力 そのような心の変革をしてから今日まで、以前のようなアトピーは一度も発症していません。 アトピーの克服を通して、「心には病を治す力がある」ということを、身をもって体験することができました。この経験を元に、これからも多くの方の健康のお手伝いをして、幸福を広げていきたいと思います。 この記事は、隔月発刊の「ザ・伝道」第152号より転載し、編集を加えたものです。 人間関係,奇跡体験,病気・事故,隔月「ザ・伝道」 関連リンク 幸福の科学 精舎 同じテーマの記事 ご近所づきあいに負けず、娘のいじめを円満解決 2016.03.22 この記事は毎月発刊の機関誌「ヘルメス・エンゼルズ」第144号より転載し、編集を加えたものです。 娘(F)からの告白 長女のFが小学校2年生になってしばらく経った頃、毎日一緒に学校に通っているお隣のA子ちゃんとの関係がうま… 続きを読む 同じテーマの記事 私に気付きを与えてくれた真理の言葉 2016.02.20 本記事は「2015 HAPPY SCIENCE 全世界日本語スピーチ発表会」より、Geoffrey Faun Weng Foong (ジェフリー)さんのスピーチです。スピーチタイトルは、「私に気付きを与えてくれた真理の言… 続きを読む 同じテーマの記事 上司や取引先の態度が激変!――苛立ちには原因があった 2015.08.01 Fさん(30代・男性) この記事は毎月発刊の機関誌「ヤング・ブッダ」第24号より転載し、編集を加えたものです。 社長を務めた後の転職で苦労 私は大学卒業後、父が設立した会社の社長を務めていました。しかし、社長とはいえ個人経営だったため、組織につ… 続きを読む 同じテーマの記事 酒乱の義父が穏やかに――つらかった同居生活もHappyに! 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