生きる意味がわかった! 2014.05.15 Tさん(20代・女性) Tweet この記事は、毎月発刊の機関誌月刊「幸福の科学」第247号より転載し、編集を加えたものです。 募る孤独感 今は希望にあふれる毎日を送っている私ですが、幸福の科学の仏法真理に出会う前は、明るい未来など信じられませんでした。自分が何のために生きているか、何を信じて歩んでいけばいいのか、まったく分からなかったからです。 「どうして人間は生きているんだろう。人生に目的ってあるんだろうか?」 小中学生のころから人生の意味や目的について考えていましたが、同級生にはあまり理解されませんでした。 自分を認めてもらえない苦しみと、理解されない孤独感から、次第に人と距離を取るようになりました。学校の休み時間には、哲学書や文学書などを読んで過ごします。 「浮いた」存在だったためか、中学生の時にはクラス全員から無視されたり、持ち物を壊されたり、使い走りをさせられたりなどの「いじめ」にあいました。人間不信に陥り、ますます一人で過ごす時間が増えていきました。 人生の意味を求めて 高校卒業後は、心理学を学べる大学に進学。「心」の存在を認め、その動きを分析的に捉えていこうとするユング心理学(※)に興味を持ちました。 深い悩みや心の病に苦しんでいる人を救いたいというユングの思いにも、共感できるものがありました。しかし、人は何のために生きているのかについては、心理学では満足のいく答えが得られませんでした。 (「生きる意味」も分からないし、生きていても仕方がないんじゃないか) 憂鬱な日が続き、ひどく落ち込んでいたある日のこと。母が信仰している幸福の科学の支部に行く機会がありました。私はそこで、自分の孤独感や悩みを支部長に聞いてもらいました。 一通り話を聞き終わった支部長は、力強くこう言いました。 「あなたがずっと求めてきたものが、ここにあるんだよ。生きていても仕方がないと諦める前に、仏法真理を学んで、人生を賭けてみませんか?」 確信の込められた支部長の言葉にハッとした私は、仏法真理を学んでみることにしました。 最初に読んだのは『太陽の法』です。人間の本質は魂であり、永遠の生命を持っていること。魂の中核部分に心があり、心を磨くために何度も生まれ変わり、さまざまな人生経験を積んでいること――。 「心」について、これほど明確で分かりやすく述べられている本は初めてです。ずっと疑問に思っていた人生の意味も、自分の心を磨き、高めていくことにあると分かりました。 ※カール・グスタフ・ユング:スイスの精神科医・心理学者。夢や神話等の研究を通じて無意識の構造を明らかにし、人類共通の集合的無意識を発見した。後に、東洋思想や神秘主義の研究も行い、人間の宗教性の問題を深く追求した。 私がやりたかったことは、これだ! 何より感激したのは、教えのスケール感です。 「心の作用とは、実は、仏が人間に与えた創造作用なのです。(中略)この地上を仏国土、ユートピアにしたいと願う人が、何十万、何百万と出てきて、その『念い』が集中、増幅されてくると、地上世界の一角から光が出てくる。そして、人々の心にその光が浸透して、どんどん幸福な世界がひろがってきます」(『太陽の法』より) (心にこんな力があったなんて!) 心理学は、各人の悩みや苦しみを分析することができます。でも、幸福の科学では、悩みの解決法が示されている上、ユートピア建設を成し遂げるという大きな理想があります。伝道活動を通じて、幸福になる心の法則をたくさんの人に伝えていけば、ユートピアが広がり、新文明も拓けていくというビジョンに心が躍りました。 「私がずっとやりたかったことはこれだ!大きな理想の一端を担うことが、自分の果たすべき使命なんだ」 広がる幸福の輪 私は早速、学生時代の同級生やアルバイトで出会った方たちに仏法真理を伝え始めました。人への関心が薄れていた私ですが、「この教えを伝えたい」と思うと、縁ある人の顔が浮かんでくるのです。 伝道をしていると、すべての人が仏法真理を求めていることをひしひしと感じます。 ある時は、大学時代に同じゼミで学んでいた友達のことが気になり、さっそく連絡を取ってみました。すると、事故で友人を亡くし、悲しい思いをしていたところだったというのです。 そこで、「あの世は絶対にあり、死は永遠の別れではない」という霊的真実をお伝えしました。彼女は、「そんなにハッキリ言ってくれた人は今までいなかった。ありがとう」と、ぽろぽろと涙をこぼしていました。 また、アルバイト先で出会った男性は、「この世の中、正しい行いをしているヤツなんていないよ。そんなヤツは、偽善者だ」と言っていました。そこで、人生の目的と使命について話をしたり、布教所での集いや支部行事に参加してもらいました。 人の幸福を真剣に願い、行動している信者の姿に接した彼は、「オレもこんな生き方をしてみたい。自分にも、何か世の中の光となるような使命があるのかもしれない」と入会を決意されました。その後、とても熱心に仏法真理を学びはじめました。 一人ひとりの悩みに真剣に耳を傾け、それぞれの悩みに合った話を丁寧にしていったところ、気づけば、1年半ほどの間に、約30名の方が幸福の科学の仲間になっていました。 一人でも多くの人にこの教えを伝え、幸福になってもらいたい。そしてその方もまた、周りに幸福を広げていく使命に目覚めてほしいと強く願っています。そんな幸福の循環ができれば、未来は確実に明るくなると信じているからです。 この記事は、毎月発刊の機関誌月刊「幸福の科学」第247号より転載し、編集を加えたものです。 どうして信じているの?,どこで何をしているの?,信仰との出会い,変化したことは?,月刊「幸福の科学」 関連リンク 幸福の科学月刊誌 月刊「幸福の科学」 『太陽の法』 同じテーマの記事 愛によるコミュニケーション 2017.03.18 こんにちは。 私は、ベロニカ・ウィリアムスと申します。アメリカのカリフォルニア州サンフランシスコから参りました。よろしくお願いいたします。今日は、コミュニケーションについて、話したいと思います。それは、世の中で、大切なこ… 続きを読む 同じテーマの記事 人間が生きる目的 2017.03.18 皆さん、こんにちは。ネパールから来たサビンと申します。今日はエル・カンターレの教えによって私の人生観が変わってきたことについて発表をさせていただきます。 最初に、皆さんに一つ質問があります。この地球にいる人間の「生きる目… 続きを読む 同じテーマの記事 主エル・カンターレからの光と慈悲 2017.03.18 みなさん、こんにちは。 はじめまして、リンです。どうぞよろしくお願いします。私は、インド系のタイ人です。10月に王様が崩御されました。今日は王様への感謝もこめてスピーチをします。 私は小さい時から、守護霊がいることや、霊… 続きを読む 同じテーマの記事 生きている神さま、主エル・カンターレと同じ時代に生きられる奇跡 2017.03.18 みなさん、こんにちは。ビンセントと申します。西アフリカのベナンから今年の4月、日本にまいりました。ベナンは赤道と、北回帰線の間にあります。 私は6歳のころから、「日本へ来てください」という夢をよく見ていました。でもどうし… 続きを読む 同じテーマの記事 疑問の世界から、答えの世界へ 2017.03.18 こんにちは、私の名前は、ホセ・トニー・ゴンザレスです。ニューヨークから来ました。 今日は、皆さんに私の心の旅の話をしたいと思います。私がこれまで宗教に対してもっていた疑問と、その結果についてのお話です。 私は’… 続きを読む 同じテーマの記事 幸福の科学とはつながっていたいと思った――ネット入会者の声 2016.07.05 S.Hさん(男性) きっかけは「天使のモーニングコール」 僕が幸福の科学と出会ったきっかけは、天使のモーニングコール(幸福の科学のラジオ番組)を聴いていたことでした。地元の商店街に幸福の科学の支部があって、あるとき、支部のイベントに参加して… 続きを読む 同じテーマの記事 私に気付きを与えてくれた真理の言葉 2016.02.20 本記事は「2015 HAPPY SCIENCE 全世界日本語スピーチ発表会」より、Geoffrey Faun Weng Foong (ジェフリー)さんのスピーチです。スピーチタイトルは、「私に気付きを与えてくれた真理の言… 続きを読む 同じテーマの記事 主エル・カンターレは、いつもそばにいる 2016.02.20 本記事は「2015 HAPPY SCIENCE 全世界日本語スピーチ発表会」より、Nutthawan Sirikun (ひとみ)さんのスピーチです。スピーチタイトルは、「主エル・カンターレは、いつもそばにいる」。 こんに… 続きを読む 同じテーマの記事 大川隆法総裁の教えを母国・ネパールにも! 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