脳幹梗塞から奇跡の回復!病気を機につかんだ本物の信仰 2015.01.31 Hさん(50代・男性) Tweet この記事は毎月発刊の機関誌月刊「幸福の科学」第260号より転載し、編集を加えたものです。 脳幹梗塞で死の淵(ふち)に立って 出勤のため、そろそろ身支度を整えねばと、布団から出ようとした時、私は体の異変に気がつきました。右手、右足がまったく動かないのです。 さらに追いうちをかけるように、頭がぼうっとし、意識が朦朧としてきました。 薄れゆく意識の中、「あれ?お父さんの様子がおかしい」と言う長女の声が聞こえました。 間もなく私は意識を失い、救急車で病院に担ぎ込まれました。 診断は、脳梗塞――。しかも、脳幹と呼ばれる、生命維持をコントロールする神経の集まる器官がつまりを起こしたのです。 後から聞かされたことですが、医師からは、「残念ですが、このままお亡くなりになることも覚悟しておいてください。万が一、助かったとしても、一生寝たきりでしょう」と言われたそうです。 血栓が祈願の直後に跡形もなく消えた 当時、家族で唯一、幸福の科学の会員だった妻は、奇跡を信じ、琵琶湖正心館の「強力・病気平癒祈願(びょうきへいゆきがん)」を申し込んでくれていました。 すると、祈願が終わって1時間も経たないうちに、医師が集中治療室から出てきて、「ご主人の意識が戻りました!」と驚きの表情で家族に告げたそうです。 翌日、その奇跡を目の当たりにした小学生から高校生までの3人の子どもたちも、最寄りの支部で幸福の科学に入会。東京正心館で再び「強力・病気平癒祈願」を申し込み、家族全員で私の回復を祈ってくれました。 おぼろげに意識が戻ったとはいえ、血栓はまだ脳幹に残っており、いつ急変してもおかしくない状態だった私の体でしたが、この日の夜、私の脳にあった大きな血栓がこつ然と消えてしまったと、驚くべき検査結果が家族に告げられたのでした。 妻が理由を尋ねても「理由は分かりませんが、現実になくなっているんです」と、医師たちは首をひねるばかり。 私は倒れてから5日後にハッキリと意識を取り戻し、それまでのことを聞かされました。 妻の強い信仰心のおかげで、命の危機から脱することができたのです。 リハビリが始まり心が折れそうになる しかし、私にとっての試練はここから始まったのです。 まったく動かない右半身。スムーズに言葉が出ず、会話もまともに出来ない。視界はぼやけ、景色が幾重にも重なって見えます。 こんな状態が一生続くんだろうか。私が働けなかったら家族はどうなるんだろう、と悲観的な思いが次々と頭を過ぎります。 「こんな自分に一体何ができるっていうんだ。こんなことなら、あのまま死んでおけばラクだったかもしれない……」 体が思うように動かない苦痛と、未来への不安から、家族に苛立ちをぶつけました。 リハビリに対しても、どうせ以前のような体には戻りっこないんだからやっても無駄だ、と投げやりな気持ちでした。 罰当たりな自分の気持ちに気づいて そんな私を見かねた妻が、ある日1枚のCDを病室に持ってきてくれました。 「お父さん、大変だとは思うけど、これを聴いて一緒に頑張っていこうよ」 それは、大川隆法先生の法話が収録されたCDでした。それまで、妻に書籍やCDを勧められても見向きもしませんでしたが、今の苦しみが少しでも軽くなれば、と思って聴きはじめたのです。 「愛とは、人から奪うことではなく、人に与えることです」 「『自分が何をしてもらえるか』ということではなく、『自分が何をしてあげられるか』ということを、心に思い描くことです」 優しく、それでいて力強い言葉が、乾いた心に染み入ってきます。 それと同時に、妻や病院のスタッフたちが全力で助けようとしてくれているのに、何もお返しできないどころか、感謝さえまともにしていない自分の気持ちに気がつきました。しかも私は命が救われたことを恨んでいたのです。 「なんて罰当たりなことを……」 それから、病気になる前の自分の姿も浮かんできました。 ホテルのマネージャーとして運営責任を担い、忙しい日々を送っていた自分は、思ったように仕事が進まないとカッとなって、部下に当たることもありました。周りの人の気持ちに充分に配慮することなく、強引に仕事を進めていく私のやり方に反発していた人もいたに違いありません。 私は今まで、純粋に「人のために」と思って生きたことがあっただろうかと、深く反省しました。そして、せっかく生かされたこの命なのだから、少しでも人に愛を与えていきたいと強く願うようになったのです。 奇跡的な回復をとげ退院 それ以来、私は心を入れ替えてリハビリに励みました。思うように体が動かず、落ち込んだときには、総裁先生の御法話CDを聴くと心が穏やかになり、リハビリに立ち向かう勇気をもらえるのです。 リハビリへの思いが変わったからでしょうか。最初は車いすを使わなければ動けなかったのが、2週間ほどで杖を使って歩けるようになりました。言葉の障害はまだ残りましたが、やがて何も使わず一人で歩けるまでに。奇跡的な回復ぶりに、医師も驚きを隠せない様子でした。 退院するときに医師の言った「脳幹梗塞の患者さんが、一人で歩いて退院される姿を見たのは初めてです」という言葉が、私の身に起きた奇跡を、何よりも物語っていました。 発病から5か月後に職場復帰 退院後、私はさっそく妻と共に幸福の科学の支部を訪問。初めて訪れた支部は、とてもあたたかく心が安らぎました。 入院中は、愛を与えることの尊さを知ったとはいえ、自分を苦しみから救ってもらいたいという気持ちが中心でした。 しかし、支部で会員の皆さんが生き生きとボランティアをしている姿を見て、「私も努力して体を治し、人の役に立っていきたい」という志を持って入会したのです。 その後、リハビリ専門の病院に通って訓練を続けたところ、言語障害も回復し、ゆっくりとではありますが、パソコン操作などもできるようになりました。 そして、発病から5カ月後、職場へ復帰することができたのです。 以前のように責任ある仕事はできなくなりましたが、少しでも人の役に立てる場が与えられてありがたいと感謝の思いで取り組めるようになったことは、私の中では大きな変化でした。ホテルに来てくださる人たちに喜んでもらいたいと思って仕事をすると、毎日が本当に楽しいのです。 今ではすっかり元気になり、スムーズに歩けるようになりました。 死の淵から復活した体験の意味を知って そして大川先生の御生誕祭に参加した私は、そこで法話「絶対健康法」を聴き、自分に起きた奇跡の意味を知ったのです。 「生かされているということ自体が奇跡であり、この奇跡に自分の努力を加えることによって、さらに素晴らしいものにできる可能性が与えられています」 「信仰の力というのは、あなたがた自身の未来を変えていく力があるのです」 病気になってからの出来事が甦り、改めて感謝の思いがわき上がってきました。 死の淵から復活した体験は、私が信仰の素晴らしさに気づくために、与えられた試練だったに違いないと確信しました。そして、この体験を伝えることが私のこれからの仕事なのだと思いました。 病気は確かに大きな試練でしたが、それをきっかけに信仰の道に入ることができ、人生が大きく変わりました。 私の経験した奇跡を、縁ある方々にお伝えし、信仰の道に誘いたい――。それが、新しい命をいただいた私の使命だと思っています。 この記事は毎月発刊の機関誌月刊「幸福の科学」第260号より転載し、編集を加えたものです。 奇跡体験,月刊「幸福の科学」,祈願 関連リンク 幸福の科学機関誌 月刊「幸福の科学」 『超・絶対健康法』 同じテーマの記事 戦後70年 亡き戦友に捧げる祈り 2015.08.13 Jさん(80代・男性) この記事は隔月発刊の機関誌「ザ・伝道」第210号より転載し、編集を加えたものです。 雲の彼方に 「先に逝った戦友たちよ。今から俺も、そこに行くぞ」 1945年7月25日。当時19歳だった私は、「隼(はやぶさ)」の愛称を持… 続きを読む 同じテーマの記事 末期ガンから人生の復活!マラソンで日本一周 2015.06.27 Fさん(60代・男性) この記事は毎月発刊の機関誌月刊「幸福の科学」第240号より転載し、編集を加えたものです。 気がついた時には末期ガン 私は、30年経営してきた縫製業が不振になり廃業した後、再就職とリストラを繰り返していました。 そんなスト… 続きを読む 同じテーマの記事 病気が教えてくれた、人生を生きていくパワー 2014.05.31 L.T.Dさん(20代・女性・アメリカ) 耳の病気で2回の手術 私は高校生のときに耳の病気になり、2回手術をしました。原因も解明されていない、放っておくと骨をどんどん溶かし再発を繰り返すという慢性の病気でした。 私は、『心と体のほんとうの関係。』という大川総裁先… 続きを読む 同じテーマの記事 アルコール依存症からの人生再建 2014.05.31 Mさん(30代・男性) この記事は、毎月発刊の機関誌月刊「幸福の科学」第257号より転載し、編集を加えたものです。 抜け出せないアルコールの誘惑 数年前まで、私は重度のアルコール依存症に苦しんでいました。しかし、信仰による奇跡がこの身に臨み、私… 続きを読む 同じテーマの記事 祈願「スーパー・ベガ・ヒーリング」で結石が消えた! 2014.05.20 Kさん(60代・男性・静岡県) この記事は、毎月発刊の機関誌月刊「幸福の科学」第325号より転載し、編集を加えたものです。 もともと結石が出来やすい体質だった私は、健康状態の確認のため、2010年12月に病院で検査を受けました。 すると、CTスキャンで… 続きを読む 同じテーマの記事 治るはずのない奇病・膠原病が完治!? 2014.05.06 Nさん(大学2年・女性・東京都) この記事は、毎月発刊の機関誌「ヤング・ブッダ」第125号より転載し、編集を加えたものです。 高校3年生のとき、突然、膠原病(こうげんびょう)になり、ほぼ寝たきり状態で、学校にも通えなくなってしまいました。 そこで、病気克… 続きを読む 同じテーマの記事 原因不明の主婦湿疹が治った! 2014.04.23 Iさん(50代・女性) この記事は、隔月発刊の機関誌「ザ・伝道」第152号より転載し、編集を加えたものです。 原因不明の主婦湿疹 「Iさん、なかなか治らないですねぇ。お薬を替えてみましょうか」 (ああ、この病院もだめか……) 43歳の時に、私は… 続きを読む 同じテーマの記事 大腸がんを乗り越えました! 2014.04.19 Kさん(女性) この記事は、毎月発刊の機関誌「What’s幸福の科学」第58号より転載し、編集を加えたものです。 2006年、大腸がんが発覚、レベル4の重症でした。 余命1年と言われたときは、かなりショックでしたが、命ある限… 続きを読む 同じテーマの記事 「健康倍増祈願」を受けて、腰椎すべり症が劇的に回復! 2014.01.24 Wさん(40代・女性・愛知県) この記事は、月刊「幸福の科学」第324号より転載し、編集を加えたものです。 2013年2月、私は背骨の神経が圧迫される「腰椎(ようつい)すべり症」を発症しました。寝たきり状態となり、家事をすべてヘルパーさんに頼み、あまり… 続きを読む 同じテーマの記事 自殺を考える鬱(ウツ)の日々から抜け出して 2013.11.30 Cさん(30代・女性) この記事は、隔月発刊の「ザ・伝道」第147号より転載し、編集を加えたものです。 どうしても起き上がれない、生きていたくない……。ある朝、突然ウツになり、ひきこもるようになった私。7年にわたる泥沼の苦しみに沈んでいた私の… 続きを読む 同じテーマの記事 ネットをとおして信仰に出会い、不眠症とアルコール依存症が治った! 2013.11.07 yさん(40代・女性・岩手県) 私の信仰との出会いはとても不思議なものでした。娘のすすめでツイッターをやり始めて1カ月過ぎた頃、沖縄のgさんにフォローされた事がきっかけです。相手が誰かわからないインターネットの世界は、安心感もあり、メールを使い自分の… 続きを読む 同じテーマの記事 乳がんを克服! 10倍返しのお返しの人生を 2013.10.31 TSさん(40代・女性) 私は今年の2月に乳がんの宣告を受けました。 「ガン」という言葉の重さに、ショックは大きく、また、幸福の科学の会員の方がガンを克服した記事を読んだり、体験談を聞いたりしても、「私にはそんな事はできない」と前向きになれずに、… 続きを読む 同じテーマの記事 アトピーが治った! 2013.10.16 Mさん(40代・男性) この記事は、この記事は、隔月発刊の「ザ・伝道」第152号より転載し、編集を加えたものです。 アレルギー・マーチ 私は、幼いころからアレルギー体質でした。アトピー性皮膚炎や鼻炎、ぜん息など、症状を変えながらアレルギー反応を… 続きを読む 同じテーマの記事 脳動静脈奇形と水頭症からの回復【難病克服①】 2013.08.29 ボーノ君(20代・男性・神奈川県) 突然の入院、手術、そして後遺症…… 東日本大震災の余震が続く、2011年の4月12日。 私は二度目の浪人生活をスタートさせていました。 その日、母から「また今日も地震があったけど大丈夫?」と電話があり、「特に問題ないよ。… 続きを読む 同じテーマの記事 雲水修行で難病の水頭症が奇跡の「完治」!【難病克服②】 2013.08.29 ボーノ君(20代・男性・神奈川県) (前記事「脳動静脈奇形と水頭症からの回復【難病克服①】」のつづきです。あわせてお読みください。) 前例のない「完治」 年が明けた翌年(2012年)3月、スタッフからのお誘いもあり、リハビリとお礼参りを兼ねて、地元神奈川県… 続きを読む 同じテーマの記事 「正心法語の功徳」衝突事故での奇跡 2013.01.04 ひろさん(30代・男性・神奈川県) 幸福の科学の信仰と離れて…… 今から16年程前のことです。 職場で「仕事を取るか、幸福の科学を取るか」を迫られたことがありました。 私は幸福の科学が本物であることを確信していましたので、仕事を辞めようと思いました。 ただ… 続きを読む 同じテーマの記事 悪霊との対決 2012.12.21 Aさん(女性・山形県) この動画をダウンロードし、別チャンネル・サイトでアップロードすることはお控えください。 ウェブサイトなどでご紹介される際はURL(http://youtu.be/LdkfdixUksY)をお使いください。 霊の存在を、あ… 続きを読む 同じテーマの記事 正しい心で祈れば願いは叶う! 2012.11.16 ニルマラさん(30代・女性・ネパール出身・愛知県在住) 2012 Happy Science 日本語スピーチコンテストの様子。5,6年前に来日された、ネパール出身のバッタ・ニルマラさん。スピーチのタイトルは「私の夢とハッピー・サイエンス」。 皆さん、こんにちは。私はバッタ・ニ… 続きを読む 同じテーマの記事 サーフィン事故で失った皮膚が生えた! 2012.11.08 Hさん(40代・男性・千葉県) 映画「神秘の法」を観ると金粉がでるとか、治癒するとか聞いていたので、少し期待して、10月10日に映画館へ行きました。(※詳しくは→奇跡を呼ぶ映画「神秘の法」) 実は、サーフィンの事故で何十針も縫う怪我をしていました。 波… 続きを読む 同じテーマの記事 妻の意識が回復! 湧き出る感謝の思い 2012.10.18 Hさん(50代・男性・神奈川県) 手術後に急変。心肺停止から低酸素脳症に……。 妻は大腸ガンが転移し、肝臓ガン、肺ガン、リンパ腫も患っています。糖尿病の持病も重なり、苦しい状態が続いておりました。 そこで、今年の4月に市内の大病院に入院し、大腸ガンの手術… 続きを読む 同じテーマの記事 友人のご兄弟の癌が治った 2012.10.05 ペパーミントさん(50代・女性・東京都) 幸福の科学では良くある話かもしれませんが、私の身近に起こった出来事で、私自身も本当にこういうことがあるんだと思った出来事でしたので、投稿させていただきました。 幸福の科学で一緒に学んでいる友人がおります。 その友人のお兄… 続きを読む 同じテーマの記事 臨死体験を通して信仰が深まった 2012.10.05 Mさん(20代・女性・アメリカ) 17歳で手術を受け、臨死体験 母親が幸福の科学会員だっため私も会員になり、学生部の研修などにも何度も参加させていただいていました。 私は17歳のころ、手術を受けました。手術を受ける前の不安はありませんでした。 しかし手術… 続きを読む 同じテーマの記事 地下鉄サリン事件を乗り越えて 2012.10.03 Cさん(40代・男性) この動画をダウンロードし、別チャンネル・サイトでアップロードすることはお控えください。 ウェブサイトなどでご紹介される際はURL(http://youtu.be/IC1oqZVTjMI)をお使いください。 1995年3月… 続きを読む